⑦ 水草
水草を選ぶ場合は、前景、中景、後景に大きく分けます。前景には丈の高くなら
ないグロッソスティグマ、キューバパールグラス、ショートヘアー・グラスなどを植え、
中景にはテネルス、ブリグサ・ショートリーフ、チェーンアマゾンなどを植えます。後
景には丈の高くなるパールグラス、ロタラ・ロトンディフォリア、マヤカなどの有茎草
やビビパラ、バリスネリアなどのテープ状のものを植えます。後景に使える水草は、
多種にわたり豊富に有ります。
ショップで売られている水草のほとんどは、水中葉ではなく水上葉です。両者の
葉の形状や大きさは異なるため、図鑑などで調べてから購入すると良いでしょう。
また、水中葉より水上葉の方が丈夫なことから、水上葉の購入をおすすめします。
水上葉は水槽に植えてからしばらくすると葉を落として水中葉に変わります。
購入した水草は、消毒液や様々な害虫が付いています。特に貝が進入すると、
あっという間に大発生して水草を食べてしまうため、流水でよく洗い流しましょう。
水草の植え込みは、水草専用のピンセットを使います。長さは30㎝位の物が扱
いやすいと思います。前景草を植える場合はあまり密植せずにある程度間隔をと
ります。成長することでしだいに前景を埋めるようになります。中景草は石や流木
などの周りに植えると自然な感じになります。後景草は構図に合わせて密植えし
ます。
水草が成長するにしたがって、水槽の空間がしだいにうまってきます。そこで、
成長しすぎた水草をカットして、レイアウトのバランスを維持する必要が有ります。
トリミングが最も必要な有茎草は水草の上部をカットすることにより、カットしたとこ
ろから茎が分岐して成長するため、美しい茂みを作ることができます。また、カット
した水草を差し戻すことにより、さらに増やすことができます。
見た目などの理由から上部をカットできない水草は、一度底床から抜き取って下
部をカットして上部を差し戻します。この方が自然感を演出できます。また、水草は
弱った所(カットした所)にコケが付きやすいため、なるべく差し戻しのトリミングを
行いましょう。底床から水草を抜き取る場合は、パワーサンドや底床を巻き上げな
い様に慎重に行いましょう。このことにより、水景を長期に渡り維持できます。
水草のトリミングは、水草専用のハサミを使うことをおすすめします。その方が簡
単に上手くカットできます。
【前景水草】


南米産ミズハコベ ヘアーグラス・ショート グロッソスティグマ キューバパールグラス
【中景水草】



ブリクサ・ショートリーフ アマゾンチドメグサ テネルス・レッド
【後景水草】




ラージパールグラス ニードルリーフ・ルドウィジア ロタラ・ロトンディフォリア グリーン・ロタラ

