⑧ 熱帯魚とエビ
水草水槽であってもやはり主役は熱帯魚です。その熱帯魚選びはとても楽しくも
ありますが、水草水槽に適さない熱帯魚もいるため慎重に行いましょう。水草水
槽には、小型のテトラ系やラスボラなどが適しています。初めは小型でも、やがて
中型になるエンゼルフィッシュなどは水草を傷つけたりするため適していません。
また、なにかに驚いて飛び跳ねる熱帯魚は水槽から飛び出してしまうためできる
だけ避けましょう。また、グリーン・ネオンなど、まれに水草を食べる種がいるため
注意が必要です。
水槽セット初期2週間~3週間は、生物ろ過が十分に機能していないため、熱帯
魚などに対し、毒性が強い亜硝酸が検出されることがあります。そのことから水槽
セット初期は高価な熱帯魚はできるだけさけて、この時期によく発生する珪藻(茶
コケ)を食べてくれるオトシンクルスやサイアミーズ・フライングフォックスを入れると
良いでしょう。60㎝水槽の場合は、オトシン=3匹、サイアミーズ=1匹が適してい
ます。水質が安定した後もコケの発生防止に活躍してくれます。
水質が安定してくると徐々に熱帯魚の数を増やして行きます。熱帯魚の適正量は
一般的に、1ℓ=1㎝と言われています。つまり、60㎝水槽の場合は小型(2㎝位)の
熱帯魚が約30匹になります。しかし、熱帯魚はコケ発生の要因にもなるため水草
レイアウトを美しく保つためにも少なめの15匹~20匹ほどが良いでしょう。
コケを食べてくれるヤマトヌマエビはとても重宝されます。また、透きとおった個体
はとても美しく魅力的です。そのことから、水草水槽に欠かせない存在になってい
ます。しかし、エビの仲間は急激なPHの変化に弱く、すぐにPHショックで死んでし
まいます。水質が安定していない水槽セット初期の投入はできるだけ避けましょう。
ヤマトヌマエビを水槽に入れる場合は、購入して来たショップの水に水槽水を段階
的に混ぜてならして行き、それから水槽内に入れると良いでしょう。また、ヤマトヌ
マエビは、60㎝水槽の場合は3匹~6匹ほどが適していると思います。
【水草水槽に合う熱帯魚】

ファイヤーテトラ ディープレッドホタルテトラ アドニス・テトラ レッドファントム・ルブラ

テトラ・オーロ ラスボラ・ヘテロモルファ カージナル・テトラ バルボイデス・グラキリス

ジェリービーン・テトラ ボララス・マキュラータ アフリカン・ランプアイ アプロケイリクティス・マクロフタルマス
ラミーノーズ・テトラ ラズベリー・テトラ ミクロラスボラ・ブルーネオン
【コケを食べる熱帯魚・エビ】

オトシンクルス オトシンネグロ サイアミーズ・フライングフォックス ヤマトヌマエビ
【貝を食べる熱帯魚】

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