水草水槽(60cm水槽)の立ち上げ方の例
① 水槽に底床調整剤のペナックWとバクテリアのバクター100を入れます。
底床調整剤のペナックWは、必ず必要なものではありませんが、嫌気的になりがち
な底床内の環境を維持する効果があるとされています。添加量は、付属のスプーンで
すり切り3杯です。
バクテリアは、自然に発生するため必ず添加する必要はありませんが、バクテリアを
添加することにより、いち早くバクテリアを発生させることができます。
次に底床肥料のパワーサンド・スペシャル、ソイル系底床材のアクアソイル・アマゾニ
アの順に入れて行きます。
底床材は、前を低く(約3cmの高さ)、後ろ高く(約8cmの高さ)することにより、レイア
ウトに奥行を表現することができます。
② レイアウト素材の流木や石を底床へ配置します。

③ 中和剤で残留塩素を取除いた水道水を水槽に入れます。
④ 外部式フィルターを水槽にセッティングします。
リリィパイプ(出水用)の出水口が水面より半分ぐらい出る位置に取り付けて、フィル
ターの電源を入れます。
空気を巻き込みながら水が出ていることを確認します。(空気を巻き込みながら水が
出ることで、エアレーションと同じ効果が得られます)
⑤ グリーンバクターを6滴添加して、2週間程度そのままで水を循環させます。グリー
ンバクターは、バクテリアのエサになる有機酸を含む添加剤です。
水を循環させることにより、底床材やろ材の特性が水草を育成する環境を整えます。

⑥ 2週間経過したら、サーモスタット・ヒーターを水槽に取り付けます。水温は25℃に
設定します。水温が25℃を超える季節は、冷却ファンなどで水温を調整します。
⑦ CO2添加器具を取り付けます。CO2拡散器は水流に乗って水槽内を循環する位
置に取り付けます。CO2の添加量の目安はグラスカウンターで一秒間一滴です。
⑧ 水草をピンセットで植えます。前景草は約3㎝間隔で植えます。中景草はスポット
的に植えて、後景草はある程度多めに植えます。
⑨ パイロットフィッシュを入れます。コケを食べる熱帯魚を中心に10匹程度が良いで
す。
例.オトシンクルス×3 サイアミーズ・フライングフォックス×1
2~3cm程度の熱帯魚を5匹程度
パイロットフィッシュを入れることにより、バクテリアが増殖します。
⑩ 照明を取り付けます。毎日同じ時間帯に点灯します。点灯時間の目安は約8時間
です。CO2の添加時間もそれに合わせます。
フィルターの出水口は、水面より下の位置になるように変更します。そのことでエアレ
ーションをやめます。

⑪ 1週間経過したら水を約1/3換えます。(3ヶ月間は繰り返す)
⑫ 3週間経過したらヤマトヌマエビを5匹程度入れます。
⑬ 伸びすぎた後景草のトリミングを行い、カットした水草を差し戻すことで増やして行
きます。
⑭ 約3ヶ月で生物ろ過が完全に機能し始めます。
CO2が循環し易いセッティング例

